【国際ローミング】知っておきたいドコモ・au・ソフトバンクの国際料金と使い方


日本で契約している携帯やスマホをそのまま海外で利用することを「国際ローミング」といいます。国際ローミングの問題として、よく聞かれるのが高額請求です。通称パケ死です。どうしてそのような請求がきてしまうのでしょうか?賢く使えばプリペイドSIMカードを購入するより便利で安く済みます。しかし、契約内容が複雑なのが問題のようです。このでは国際ローミングの賢い使い方を見ていきたいと思います。

メリットとデメリット

国際ローミングのメリットは現地でSIMカードを別途購入する手間がなく、日本で使用している携帯・スマホをそのまま使うことができ、空港に着いたらすぐに通話やインターネットができることです。各社それぞれ呼び名が違いますが、同じような国際ローミングサービスを提供しています。データ通信に関しては定額プランがあるので利用すると節約ができます。利用するには各社それぞれ利用方法が異なりますので、渡航前に一度確認しておきましょう。

逆にデメリットとしては、事前に料金を支払うプリペイドSIMプランと違い、実際に請求される金額は請求書を見ないとわからないということです。海外から日本への通話・SMS・データ通信はそれぞれ別料金。国による通話料やデータ通信費は異なります。契約内容にわかりにくい部分もあり、請求金額を事前に計算するのが困難な部分もあります。


以下に国内大手3社の国際ローミング データ通信プランの料金と使い方を簡単に説明しています。

各社パケ放題金額はほぼ同額に設定されています。滞在日数や通話・データ通信の使用予定などから、国際ローミングにするか現地でSIMカードを購入するかを決めるのが良いでしょう。

DoCoMo – World Wing/ワールドウィング

DoCoMoでは海外ローミングサービスをWorld Wingの名称で提供しています。
104の国で利用可能としており、LTEのデータ通信は81カ国で利用可能としています。国際ローミング対応国海外1DayパケWEBかドコモショップで申し込みが必要)

渡航先で操作を開始してから24時間 980円/1,280円/1,580円 – 国により3種類の価格が設定されています。対象国と料金を調べる

利用方法:
日本で海外1Dayパケに申し込みます。訪問国に到着後、*135*1#へダイヤル。SMSで利用開始メーッセージが届きます。スマホなどの設定でローミングをオンにすると利用開始できるようになります。

1Dayパケとことん使い放題キャンペーン(日本時間20181152400まで)
30MBの利用を超えても低速になる速度制限なし対象国:アメリカ(ハワイ・アラスカ含む)・中国・韓国・台湾・タイ・香港・シンガポール・フィリピン・マカオ・グアム・サイパン・米領バージン諸島・プエルトリコ

来年の1月まで一部の国ではキャンペーンをしていますが、それ以外の国では30MB利用すると最大送受信速度16kbpsの速度制限がかかります。もう一度海外1Dayパケの申し込みをすると30MB速度制限なしで利用可能とのこと。

  • 海外パケ・ホーダイ(申し込み不要)通信料4万円分の使用=24.4MBの使用までは一日1,980円の定額で使用 それ以上どれだけ使っても一日2,980円の定額

利用方法:
訪問国に到着後、ローミング設定オンの状態で利用可能。

注:海外パケ・ホーダイの1日というのは現地時間ではなく、日本時間の0:00〜23:59のことですので間違わないようにしましょう。日本との時差が大きい国の場合、何時間かの使用だとしても、日本の時間にして2日にまたがってしまうと2日分の請求が来ることになるので気をつけましょう。

利用ガイドブック(PDFファイルでダウンロードできます)

定額対象外の通信料は1.6円/KBです。24.4MB利用分が40,000円になります。定額対象国かどうかで請求額に大きな違いがありますので事前に確認しておきましょう。

au世界サービス

auではau世界サービスの名前で国際ローミングサービスを提供しており、「世界データ定額」と「海外ダブル定額」の2種類の定額サービスがあります。ほとんどの国では定額サービスが利用できますが、従量課金制の国もあるのでこのページで事前に調べておきましょう。

世界データ定額は使用開始から24時間定額の980円。日本での契約しているデータ通信量を海外でそのまま利用できるというのが特徴です。世界データ定額を使用するにはデータチャージに加入しておく必要があります。加入方法

  • 世界データ定額 – ​24時間 (980円 日本で契約のデータ定額サービスの月間データ通信量が海外で使用可能)

一方、海外ダブル定額は2段階の料金設定がされています。24.4MBの使用までは1980円、それ以上はどれだけ使っても2980円。日本時間で計算されるので時差を考慮して使いすぎないように注意しましょう。

  • 海外ダブル定額 – 通信料4万円分の使用=24.4MBの使用までは一日1,980円の定額で使用 それ以上どれだけ使っても一日2,980円の定額

利用方法:
海外に到着後、データローミングをオンにするとauからSMSが届きます。世界データ定額はSMSのリンクを開きブラウザから利用開始ボタンを押すか、世界データ定額アプリをダウンロードして利用開始ボタンを押して利用する方法があります。海外ダブル定額はSMSが届いたら利用開始できます。

au STAR会員特典として世界データ定額24時間一回分が無料になるサービスをしていますので、STAR会員の方は覚えておきましょう。

渡航先の利用料金を調べる

Softbank国際サービス

Softbank国際サービスには「海外パケットし放題」と「アメリカ放題」というサービスを提供しています。
対象国の通話料金を調べる海外パケットし放題 – 一日1980円 25MB以上使用で一日2980円(日本の日付で計算)渡航先で対象事業者のネットワークに繋ぐ必要があります。対象事業者を調べるにはWEBで調べるかアプリをダウンロードして調べるかする必要があります
  • アメリカ放題 – アメリカ本土やハワイでスプリントのネットワーク使用は通話(発信着信共に)とデータ通信がともに無料。現在はキャンペーン中ということでサービス利用料980円が無料。別途申し込みする必要もなく使用できるそうです。キャンペーンの終了時期は記載されていませんので、渡航前に確認しておきましょう。利用エリア

Softbankのの特徴は何と言ってもアメリカ放題でしょう。アメリカ本土やハワイでは日本と同じように通話・通信することができます。今現在キャンペーン中ということで利用料の980円が無料になっていますが、このまま手続きなく無料で使用できると他者を圧倒するとてもお得なサービスですね。アメリカへよく出張するビジネスマンはアメリカ放題のためにSoftbankに乗り換える価値はあるんじゃないでしょうか。

まとめ

渡航先でいつの間にかデータ通信を使っていたことによる「パケ死」を解決するために、DoCoMoやauの一部のサービスは「利用開始」がわかるようにしています。上限2980円のサービスはローミング設定がオンの場合、意図していなくても勝手に通信を開始するので気をつけましょう。ローミングを利用したくない場合は海外にいる間は機内モードに設定し、Wi-Fiを使用する際はWi-Fiのみオンにしてネットを利用しましょう。

国際ローミングで料金が高くなる理由として、2点あると思います。1つは1980円から始まる「海外パケ・ホーダイ」「海外ダブル定額」「海外パケットし放題」は約25MB使っただけで上限に達してしまうので、実質2980円のサービスだと言えます。2つ目は1日定額サービスの1日というのは日本時間の日付で課金されるというのがあまり理解されていないからではないでしょうか。定額だと思って使っているといつの間にか日本時間で日を跨いでしまい、料金が2倍になっているということもあるんじゃないでしょうか。

国内キャリアの国際ローミングでも1日980円のサービスを時間を決めて賢く利用したり、Softbankユーザーならアメリカ放題で追加料金なしで利用するようにしましょう。

海外ローミング以外の方法

では海外で通話やデータ通信をするには、どの方法が一番お得なのでしょうか?

SIMフリースマホをお持ちの方は現地でプリペイドSIMカードを購入することができます。利用する国や滞在期間によって金額が違ってきます。通話付きやデータ通信専用といった種類が購入可能です。

この方法が一番節約できるということは言えませんが、総合的に考慮して、どの方法が一番自分に合っているのかを判断して決めるようにしましょう。