日本で購入できるアメリカ・ハワイ用プリペイドSIMカード4種類


旅行や出張で海外に行くときでも、使い慣れた自分のスマホを使ってネットを使いたいですよね。メールのチェックやLINEを使ったり、人気のレストランを調べたり、地図アプリのナビ機能を使って観光地を巡ったり、写真を撮ってネットにアップしたりとスマホを使ってやることはたくさんあります。海外だからといって日本と同じようにスマホを使えないのは、ストレスが溜まるし、旅行の楽しさも半減してしまいます。

そういう時にSIMフリー端末(スマホ、タブレット、Wi-Fiルーター)とプリペイドSIMカードを用意するだけで、日本と同じように海外でもネット環境を構築できます。どちらもアマゾンや楽天で購入することができます。SIMフリーの端末は1万円くらいからあり、プリペイドSIMカードの価格は2000円から3000円くらいが一般的です。

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現地の空港や街中でプリペイドSIMカード購入しようとする場合、言葉がうまく通じないという問題や購入場所がわからないということがよくあります。せっかくの海外なのに時間を無駄に使っていてはもったいないですよね。空港に到着したら余計な時間はかけず、すぐに行きたい場所に向かうというのが理想的です。

現地に行ってからプリペイドSIMカードを購入して設定するという手間を省きたいという方は、渡航前に日本で購入しておくことをおすすめします。使い慣れたアマゾンや楽天で事前に購入することができるので安心です。設定を済ませておけば、空港到着後すぐにネットを使うことができます。

ここでは日本で購入することのできるアメリカ・ハワイ用のプリペイドSIMカードの紹介をしていきます。

ZIP SIM

ZIP SIM「アメリカ」「プリペイドSIM」の検索結果が一番多いのがこちらのSIMカードです。もともとREADY SIMという名前で販売されていたプリペイドSIMカードです。現在はZIP SIMという名前に変更されています。

こちらはT-MobileのMVNOなので電波のカバー範囲や周波数帯はT-Mobileに準規します。

国内通話は無制限、SMSも無制限で使用できます。

SIMカードサイズは標準・マイクロ・ナノの3種類に対応しています。

周波数帯

  • 4G LTE – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz), Band 12 (700 MHz)
  • 4G(HSPA+) – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz)
  • 3G(UMTS/HSPA) – Band 4 (1700/2100 MHz)
  • 2G(GSM) – Band 2 (1900 MHz)

使用前の準備や設定方法

ZIP SIMは通話やデータ通信ができるプランがすでに設定されたものが販売されていますので、事前に名前などを登録する必要もなく、SIMカードをさせばすぐに使用することができます。

ZIP SIMのアクティベーション方法(公式ページ)

  1. アメリカに到着後、ZIP SIMを入れたスマホの電源をオンにする
  2. 通信が可能になれば電話番号が記載されたSMSメッセージが送信される
  3. うまく受信できれば設定完了

APNを設定する必要がある場合はZIP SIMの公式サイトに参考ページがあります。

  • APN:wholesale
  • Username/Password:空欄
  • MMSC:http://wholesale.mmsmvno.com/mms/wapenc

トップアップ

通話やデータ通信を使い過ぎたらトップアップすることにより継続して使用することができます。

ひとつ注意点としてチャージ残高や残り使用期間があったとしても、トップアップすることによりプランが上書きされてしまうということです。最初に多めにトップアップしておく使い方はできないということですね。あと、使用期限が過ぎた72時間以内にトップアップしないとアカウントが削除されるようです。

トップアップする場合はZIP SIMのサイトからトップアップすることになります。SIMカードに記載してある19桁の数字を入力する必要があるので準備しておきます。必要なプランを選んで「Buy Now」をクリックし、支払い画面に移動します。

ZIP SIMトップアップ料金

設定も登録も必要なくSIMカードを入れるだけで使用できるのはとても便利です。通話が無制限で時間を気にせず使用できるというのもZIP SIMのメリットです。

KDDI mobile x h2o

KDDIこちらはSIMカードのみの販売になります。なので販売価格がとても安いです。SIMカードを購入後、アカウントページからプランを購入して使用するタイプです。なので、使用前に設定や準備をする必要があります。

ZIP SIMには日本語ページが用意されていませんでしたが、KDDI mobileは日本語のページが用意されています。わからない部分があった場合でも、メールや電話、ライブチャットが日本語に対応しているので、事前に疑問点などを解決できるのはいいですね。日本にも代理店があるようです。そちらでもサポートしてくれるようなので安心です。

KDDI mobileのSIMカードはAT&TのMVNOになります。

プラン内容は国内通話とSMSは無制限でう。国際電話も日本宛の固定電話には無料でかけることができます。それ以外にも20ドル分の通話料がすでにチャージされています。

SIMカードサイズは標準・マイクロ・ナノの3種類に対応しています。

周波数帯

  • 4G LTE – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz), Band 5 (850 MHz), Band 12/17/29 (700 MHz), Band 30 (2300 MHz)
  • 3G(UMTS/HSPA+) – Band 2 (1900 MHz), Band 5 (850 MHz)
  • 2G(GSM) – 850MHz, 1900 MHz

使用前の準備や設定方法

購入後、公式サイトのマイアカウントページより登録します。マイアカウントを登録しておくことでいくつかできることがあります。SIMカードの開通作業、プラン購入、利用残高や利用期限の確認ができるようになります。(有効期限は *777# + ダイアルでも確認できます)

日本にいる間にできるので時間のあるときにやっておきましょう。電話番号も事前にわかるので現地に行く前に連絡先の交換をすることができ、待ち合わせもスムーズにできます。

APN

iPhoneの設定:SMSメッセージにAPN設定用のプロファイルのダウンロード用リンクが送られてきます。プロファイルをインストールすると設定完了です。(この作業はWi-Fi環境でする必要があります)

Androidは特に設定の必要はないようですが、手動でAPN設定も可能です。

  • APN: PRODATA
  • Username/Password: 空欄
  • MMSC: http://mmsc.mobile.att.net
  • MMS Proxy: proxy.mobile.att.net
  • MMS port: 80
  • MCC: 310
  • MNC: 410
  • 認証タイプ: None
  • APNタイプ: default, mms,supl,wap
  • APNプロトコル: IPv4
  • ベアラー: Unspecified

KDDI mobile x h2orご利用ガイド(公式ページ)

料金プラン

KDDI mobile x h2o料金プラン

KDDI mobile x h2o料金プラン

使い過ぎてしまったらトップアップすることにより継続して使用することができます。その場合、マイアカウントからその都度チャージするか、自動チャージにしておくかの設定をしておくことができます。

国内通話と日本の固定電話への国際電話が無料というのは嬉しいサービスです。使用できるデータ通信量も多いので長期の滞在ではKDDI mobileのプリペイドSIMカードが役に立ちそうです。

Lycamobile

Lycamobile公式サイトは英語のみの表示ですが、購入するSIMカードには日本語の説明書が一緒に同封されているので購入後読んでおきましょう。日本に代理店がありプラン内容の説明など日本語で調べることができます。

T-MobileのMVNOですのでカバー範囲や周波数帯はT-Mobileのものを参考にしてください。

  • アメリカ国内通話:無料
  • SMS:無料
  • 日本の固定電話宛て通話:無料
  • 日本の携帯電話宛て通話:約16分間

SIMカードサイズは標準・マイクロ・ナノの3種類に対応しています。

周波数帯

  • 4G LTE – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz), Band 12 (700 MHz)
  • 4G(HSPA+) – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz)
  • 3G(UMTS/HSPA) – Band 4 (1700/2100 MHz)
  • 2G(GSM) – Band 2 (1900 MHz)

使用前の準備や設定方法

LycamobileのプリペイドSIMカードは事前の設定や登録の必要はありません。アメリカの空港に到着後、SIMを入れた端末を起動するとSMSメッセージが送られてきます。受信することで通信可能となります。使用できない場合、622にダイヤルし、使用予定のZIPコード(アメリカの郵便番号)を入力すると開通します。ちなみにホノルルは96815です。

APN

  • APN: data.lycamobile.com
  • Username/Password: 空欄

料金

アマゾンでは3種類販売されています。3種類ともプランの内容はほぼ同じですが、データ通信が1GB/4GB/6GBと選ぶことができます。料金は1GBが約2350円、4GBが2650円、6GBが3900円となっています。

ハワイやアメリカは滞在期間が1週間程度の長い旅行が多いので、データ通信もいつの間にか多くなってしまうかもしれません。あまり通信しなくても、それほど値段の変わらない4GBのものを購入した方がコスパが高くてお得です。

MOST SIM

MOST SIMはアメリカに本社を置くmobile通信会社です。販売しているプリペイドSIMカードは2タイプ、AT&TとT-Mobileの2社。それぞれの通信網の長所短所があるので、使用する場所にあったタイプのものを購入するようにしましょう。

まずはAT&TのSIMカードを紹介します。こちらはカバー範囲が広いので都市部から離れてロードトリップするような場合に向いています。公式サイトではアラスカや国立公園でも通信できるとしています。グランドキャニオンはもう一つのT-Mobileの方が向いているようです。

カバレッジマップ (AT&T)

  • 国内通話:無制限
  • SMS:無制限
  • テザリング不可

SIMカードサイズは標準・マイクロ・ナノの3種類に対応。

周波数帯(AT&T)

  • 4G LTE – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz), Band 5 (850 MHz), Band 12/17/29 (700 MHz), Band 30 (2300 MHz)
  • 3G(UMTS/HSPA+) – Band 2 (1900 MHz), Band 5 (850 MHz)
  • 2G(GSM) – 850MHz, 1900 MHz

次がT-Mobile用です。こちらは都市部で使用することを推奨しています。グランドキャニオンでも通信できるということです。

カバレッジマップ (T-Mobile)

  • 国内通話:無制限
  • SMS:無制限(日本からは不可)
  • テザリング可能

SIMカードサイズは標準・マイクロ・ナノの3種類に対応。

周波数帯(T-Mobile)

most sim x T mobile

  • 4G LTE – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz), Band 12 (700 MHz)
  • 4G(HSPA+) – Band 2 (1900 MHz), Band 4 (1700/2100 MHz)
  • 3G(UMTS/HSPA) – Band 4 (1700/2100 MHz)
  • 2G(GSM) – Band 2 (1900 MHz)

使用前の準備や設定方法

こちらは事前に登録しておくタイプのプリペイドSIMカードです。SIMカードが到着後、あらかじめ公式サイトから使用開始日を指定します。指定した日がくるとSMSメッセージで開通と電話番号の通知が送られてきます。

料金

AT&Tのものは使用できるデータ通信が6GB、10GB、無制限の3種類販売しています。一方、T-Mobileのものは異なる利用期間のものが7種類販売されており、すべてデータ通信が無制限で使用することができます。コストパフォーマンスで見るとT-Mobileですが利用地域によってはつながりにくい状況になるようです。渡航前にカバー範囲を調べてからどちらを購入するか検討しましょう。

まとめ

今回は渡米前に日本のアマゾンや楽天で購入できるプリペイドSIMカードを4つご紹介しました。4つの会社はAT&TかT-Mobileいづれかの通信網を使っているので、利用を予定している地域のカバー範囲を購入前に確認しておきましょう。

アメリカの周波数帯は日本で使用しているものとは異なるため、もしSIMロック解除したスマホを使用するのであれば、そのスマホが使用する通信会社の周波数帯に一つでも対応しているかを確認しておきましょう。周波数帯が対応していないと使用することができませんので、注意してください。

価格やプランは購入の際に考慮すべき点だと思いますが、事前に登録や設定が必要かどうか、というのも重要なポイントだと思います。設定を手間と考えるかどうかは人それぞれですが、何ヶ月も前からプランを立てた海外旅行なら設定する時間に余裕があるでしょうし、急に入ったビジネス出張ならば登録が間に合わないこともあるでしょう。ご自身の予定を考えて最適なものを選択しましょう。

最近ではプリペイドSIMカードとSIMフリースマホは旅慣れた旅行者の必需品です。現地に到着してから購入するのも楽しみの一つですが、「時間の節約」を考えると日本での購入をおすすめします。